Coding AgentでAI作品を自動投稿する方法|MCP・CLI設定ガイド
この記事の結論
UTOPIA-JPは公式npmパッケージ「@utopia-jp/creator-tools」を提供しており、Claude Code・Codex CLI・CursorなどのCoding AgentからMCPサーバー経由でAI作品の投稿・動画/画像アップロード・売上確認を自動化できます。手順は「①クリエイター設定でAPIキーを発行(スコープ選択)→②npx起動のMCPサーバーをエージェントに登録→③エージェントに投稿を指示」の3ステップです。公開(publish)はAPIキーのスコープとMCP側オプトインの二重ガードになっており、誤公開を防ぎながら運用できます。
生成AIで作品を制作するクリエイターの間では、制作だけでなく「投稿・販売管理」までをClaude CodeやCodex CLIといったCoding Agent(AIエージェント)に任せるワークフローが広がりつつあります。UTOPIA-JPは公式のMCPサーバー・CLI(npmパッケージ)を提供しており、エージェントからの作品投稿・メディアアップロード・売上確認を安全に自動化できます。本記事では、APIキーの発行からエージェント別の設定手順、投稿フロー、誤公開を防ぐ安全設計までを解説します。
Coding Agentからの投稿で何ができる?
UTOPIA-JPの公式npmパッケージ「@utopia-jp/creator-tools」には、MCP(Model Context Protocol)サーバーとCLIの2つのツールが同梱されています。MCPはAIエージェントに外部ツールを安全に接続するためのオープン標準で、Claude Code・Codex CLI・Cursorなど主要なCoding Agentが対応しています。
MCPサーバーを登録すると、エージェントは「投稿の作成・更新」「動画・画像のアップロード(エンコード完了待ちまで自動)」「月額プランの管理」「売上・加入者の確認」などをツールとして直接実行できるようになります。たとえば「完成した動画を新しい作品としてドラフト投稿して」と指示するだけで、エージェントが投稿作成からアップロードまでを行います。
CLIは同じ機能をコマンドとして提供するもので、定期投稿のスクリプト化や、エージェントにコマンド実行を任せる運用に向いています。どちらも認証はAPIキー方式で、キーの権限はスコープで制限できます。
| エージェント | 接続方法 | 設定ファイル |
|---|---|---|
| Claude Code | MCP(stdio) | claude mcp add コマンドで登録 |
| Codex CLI | MCP(stdio) | ~/.codex/config.toml |
| Cursor / VS Code | MCP(stdio) | .mcp.json |
| 任意の環境 | CLI / REST API | 環境変数 UTOPIA_API_KEY |
準備: APIキーはどう発行する?——スコープの選び方
まずUTOPIA-JPにクリエイター登録(無料・事前審査なし)し、「クリエイター設定 → API連携」ページでAPIキーを発行します。キーは発行直後に1度だけ表示されるため、必ずコピーして安全な場所に保管してください。発行時には、キーの権限を決める「スコープ」を選択します。
スコープは最小権限の原則で選ぶのが安全です。特に publish(投稿の公開)は既定では付与されず、明示的にチェックした場合のみ有効になります。「エージェントはドラフト作成まで・公開は自分で確認してから」という運用なら、publishなしのキーを使えば、エージェントが誤って作品を公開してしまうことをサーバー側で防げます。
- read(参照): 投稿一覧・売上・分析の閲覧。常に付与されます
- write(作成・更新): 投稿のドラフト作成・編集・メディアアップロード。既定で付与
- publish(公開): 投稿の公開・非公開。既定では付与されず、明示選択した場合のみ
- キーは環境変数 UTOPIA_API_KEY で渡し、設定ファイルへの直書きは避けてください
Claude Codeでの設定手順
Claude Codeでは、ターミナルで次の1コマンドを実行するだけで登録が完了します(APIキーは発行したものに置き換えてください)。
claude mcp add utopia -e UTOPIA_API_KEY=(あなたのAPIキー) -- npx -y -p @utopia-jp/creator-tools utopia-mcp
登録後、Claude Codeのセッションで「UTOPIA-JPの投稿ルールを確認して」「この動画をドラフト投稿して」のように話しかけると、エージェントがMCPツール(get_platform_rules、manage_posts、upload_mediaなど)を使って作業します。まず参照系だけで試したい場合は、コマンド末尾に --tools=read-only を付けて起動すると、一覧・売上確認などの読み取り操作に限定できます。
Codex CLI・Cursorでの設定手順
Codex CLIでは、設定ファイル ~/.codex/config.toml に次の4行を追加します。
- [mcp_servers.utopia]
- command = "npx"
- args = ["-y", "-p", "@utopia-jp/creator-tools", "utopia-mcp"]
- env = { "UTOPIA_API_KEY" = "(あなたのAPIキー)" }
Cursor / VS Codeでの設定
CursorやVS Codeでは、プロジェクトの .mcp.json に同じ内容(command に npx、args に ["-y", "-p", "@utopia-jp/creator-tools", "utopia-mcp"])を記述します。キーは設定ファイルへ直書きせず、環境変数参照("UTOPIA_API_KEY" に "${env:UTOPIA_API_KEY}" を指定する形式)にするのが安全です。
いずれのエージェントでも、初回起動時にnpxがパッケージを自動取得するため、事前のインストール作業は不要です(Node.js 20以上が必要です)。
CLIで投稿する——コマンド例と投稿フロー
CLIを使う場合の基本フローは「ドラフト作成 → メディアアップロード → 公開」の3段階です。環境変数 UTOPIA_API_KEY を設定した上で、次のように実行します。CLIの実体は npx -y -p @utopia-jp/creator-tools utopia というコマンドですが、毎回入力するのは長いため、以下の例では utopia と略記します(シェルに alias utopia="npx -y -p @utopia-jp/creator-tools utopia" を設定すると、例のとおりの形で実行できます)。
投稿の公開(posts publish)には --force の明示指定が必須です。エージェントに任せる場合も、この設計により「勝手に公開される」ことを防ぎ、公開だけを人間の最終確認に残す運用ができます。
- ドラフト作成: utopia posts create --title "作品タイトル" --genre anime --monetization ppv_only --ppv-price 500 --rating adult
- 動画アップロード: utopia media upload (投稿ID) ./video.mp4 --kind video_full(エンコード完了まで自動で待機)
- サムネイル: utopia media upload (投稿ID) ./thumb.png --kind thumbnail
- 公開: utopia posts publish (投稿ID) --force(publishスコープ付きキーが必要)
- 売上確認: utopia earnings --json(機械可読なJSONで出力)
誤公開を防ぐ安全設計——スコープとガードレール
エージェントに投稿を任せる際に最も避けたいのは「意図しない公開」と「規約違反作品の投稿」です。UTOPIA-JPのエージェント連携は、これらを多層のガードで防ぐ設計になっています。
公開操作は二重のオプトインです。まず (1) APIキーにpublishスコープが必要で、これはサーバー側で検査され、既定の発行設定では付与されません。そのうえで (2) MCP経由なら --enable-publish を付けて起動した場合のみ公開ツールが提供され、CLI経由なら --force の明示指定が必須です。publishスコープのないキーでは、エージェントができるのは投稿の作成・編集・メディアアップロードなど公開以外の操作までで、公開はどの経路からも実行できません。
また、MCPサーバーには get_platform_rules という専用ツールがあり、エージェントは投稿前にプラットフォームの投稿ルール(生成AI作品のみ・実在人物の模倣禁止・成人向け表現の法令要件など)と現在の手数料(還元率80〜85%のランク制)を取得できます。エージェントへの指示に「投稿前にルールを確認して」と一言添えるだけで、規約に沿った投稿フローが自動化できます。
キーの管理では、キーが漏洩した疑いがある場合は「クリエイター設定 → API連携」から直ちに削除してください。削除は即時に反映され、そのキーでのアクセスは401エラーになります。
よくある質問
- Q. Coding AgentからUTOPIA-JPに投稿するには何が必要ですか?
- A. UTOPIA-JPのクリエイターアカウント(登録無料・事前審査なし)と、「クリエイター設定 → API連携」で発行するAPIキー、Node.js 20以上の環境の3つです。公式npmパッケージ @utopia-jp/creator-tools をnpx経由で起動するため、事前インストールは不要です。Claude Code・Codex CLI・CursorなどMCP対応エージェントのほか、CLI・REST APIでも同じ操作ができます。
- Q. エージェントが勝手に作品を公開してしまう心配はありませんか?
- A. 既定設定では公開できない設計です。公開にはまずAPIキーへのpublishスコープの明示付与が必要で、サーバー側で検査されます。そのうえでMCP経由なら --enable-publish オプション、CLI経由なら --force 指定が必要という二重のオプトインです。publishスコープなしのキーを使えば、エージェントの操作は投稿の作成・編集・メディアアップロードなど公開以外の範囲に制限されます。
- Q. 動画のアップロードもエージェントから実行できますか?
- A. できます。MCPのupload_mediaツール(またはCLIのmedia uploadコマンド)は、ローカルの動画ファイルを直接読み取ってアップロードし、エンコード完了まで自動で待機します。大容量ファイルは分割アップロード(tusプロトコル)に自動で切り替わります。サムネイルや画像(1投稿30枚まで)も同じ方法でアップロードできます。
- Q. APIキーのスコープはあとから変更できますか?
- A. スコープは発行時に決まり、あとから変更はできません。権限を変えたい場合は、必要なスコープを付けた新しいキーを発行し、古いキーを削除してください。キーは1アカウントにつき3個まで発行でき、用途別(例: 参照専用・投稿用・公開用)に分けて使うのがおすすめです。
参考情報
- npm「@utopia-jp/creator-tools」(UTOPIA-JP公式MCPサーバー・CLIパッケージ)
- Claude Code公式ドキュメント「Connect to MCP servers」
- Model Context Protocol(MCP)公式サイト
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